2017年11月13日作成

【クンルンファイト】グレゴリアンが超新星を圧倒。66kg級トーナメントは中国の中量級エース、ヤン・ジョーが制する

11月12日に中国で開催された「クンルンファイト 67」の試合結果を紹介。70kg級トーナメント準々決勝に出場したマラット・グレゴリアンは期待の若手選手を圧倒しています。

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中国のメジャー団体「クンルンファイト」が豪華イベントを開催

11月12日に中国にて「クンルンファイト 67」が開催されています。

クンルンファイトといえば武林風と並ぶ中国最大規模のメジャーキックボクシングイベントであり、海外から強豪選手を数多く参戦させている国際色豊かな興行を開催してきました。

今大会ではクンルンファイトが1年間をかけて開催する70kg級のトーナメント準々決勝に加え、8月の1回戦を勝ち抜いた8名により66kg級のワンデイトーナメントが実施されています。

両トーナメントには海外の強豪選手が名を連ねており、今回もレベルの高い試合が繰り広げられています。

グレゴリアンが超新星を圧倒

○マラット・グレゴリアン(アルメニア)
3R 判定
●ハミシャ・モーチェ(オランダ)

2015年のK-1初代70kg王座決定トーナメントで全試合KO勝利という、圧巻の内容で優勝したマラット・グレゴリアンが70kg級トーナメントの準々決勝に登場しました。

今回の相手であるハミシャ・モーチェはREBELSで日菜太に勝利し注目を集めると、その勢いに乗りクンルンファイトに参戦。そこで70kg級世界最強と称されるシッティチャイと対戦し、敗れはしたもののダウンを奪う接戦を繰り広げたことで、世界的な注目を浴びる若手の超新星として評価を急上昇させています。

期待の若手が世界トップクラスのグレゴリアンに挑むチャレンジマッチとして行われた試合は、1Rから両者のパンチが交錯する激しい打撃戦となります。

しかし直ぐに均衡は崩れグレゴリアンの右ストレートを貰いモーチェが後方に吹き飛ばされると、ラッシュからボディーを効かされたモーチェが1R終了間際にダウンを奪われます。

その後もじりじりと前に圧力をかけるグレゴリアンに対し、モーチェも手数を出して応戦したものの、2Rに再びボディーから顔面へとつなげるコンビネーションを貰い、モーチェが2度目のダウンを喫します。

モーチェは最後まで逆転を狙いコンビネーションを出し続けたものの、最後までグレゴリアンの牙城は崩せず。

結果的にはグレゴリアンが力の差を見せつけた形で大差の判定勝利を飾っています。

70kg級トーナメント準々決勝の結果

マラット・グレゴリアンが快勝を飾り、トーナメントの準決勝進出を決めた70kg級トーナメントのその他の結果はこちら。

  • ○スーパーボン・バンチャメーク vs ダビッド・キリア● 3R 判定
  • ○デザニス・ズエフ vs ヨハン・ダリ● 3R 判定
  • ○セルゲイ・クリアバ vs ニコラ・シメサ● 3R 判定
  • (リザーブ)○宮越宗一郎 vs フア・シュー● 3R 判定
  • (リザーブ)○ビクトー・ナグベ vs ウー・シェソン● KO

前年優勝のスーパーボンが元GLORY王者のダビッド・キリアを判定で下し3年連続のベスト4以上が確定。未だ対戦経験のないグレゴリアンとの対戦に注目が集まります。

また、リザーブファイトに出場した宮越宗一郎は中国の選手から判定勝利を飾っています。今年で引退を宣言している宮越ですが、果たしてリザーバーとしてのチャンスは回ってくるのでしょうか。

66kg級トーナメントは中国のエース、ヤン・ジョーが優勝

そして今大会にて決勝まで行われた66kg級トーナメントには、8月に行われた1回戦で勝ち上がった8選手によるワンデイトーナメントにて争われています。

1回戦からK-1での活躍が記憶に新しいブライドと、大和哲也や大和侑也に勝利している日本人キラーのペッタノンという優勝候補同士が対戦。

さらに武林風のエースとして活躍してきたヤン・ジョーと、前年にクンルンが開催した65kg級トーナメントを制したワイ・ネーハンによるマッチアップが組まれるなど、誰が優勝するのか予想が難しいトーナメントとなりました。

1回戦

  • ○ヤン・ジョー vs ワイ・ネーハン● 判定
  • ○デイビッド・メヒア vs ガオ・フイ● KO
  • ●タクマシブ・ケリモフ vs シンダム○ TKO
  • ○イリアス・ブライド vs ペッタノン・バンチャメーク● 判定

準決勝

  • ○ヤン・ジョー vs デイビッド・メヒア● 3R 判定
  • ○シンダム vs パン・ジャユン● 3R 判定

決勝

  • ○ヤン・ジョー vs シンダム● 3R 判定

1回戦で屈指の好カードとして注目されたブライドvsペッタノンは、ブライドが判定勝利したものの、怪我の為に2回戦に進出できず両者が1回戦で姿を消すという痛み分けに終わっています。

そしてトーナメントの結果は、1回戦で中国のエース対決を制したヤン・ジョーが勢いそのままに、決勝でムエタイのレジェンドであるシンダムを下して優勝を飾っています。

ヤン・ジョーはこれで中国のメジャーキック団体である武林風とクンルンの両方でタイトルを獲得するという快挙を達成。今後のクンルンファイトでは誰がヤン・ジョーをストップするのかというのがひとつのテーマとなるかもしれません。

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